福岡徳洲会病院

診療科・部門案内

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総合診療科

はじめに

 2022年4月より発足したばかりの新しい科ですが当院にとっては非常に重要な診療科です。患者さん家族は最初から各科の専門医を期待しているのではなく何でも相談できる医師を求めています。そして家庭や生活、経済状況、通院に便利さなどを配慮する総合診療医を願っています。しかしたくさん身近にいて欲しい信頼できるそういった医師は少なくいわゆる専門家が多いのが現状です。専門家になることが問題ではなく専門以外は診ようとしない事が問題です。重大な病の発見が遅れて「医者にかかっていたのに」と患者・家族に言われない医師になるためにもレベルの高い患者さん思いの総合診療医が必要です。徳洲会こそ総合診療医育成は必須で喫緊の課題と考え総合診療科を立ち上げました。

総合診療科について

 医師人生50年、若い時の5年、10年は大事な時です。
日本では2018年日本専門医機構が認定する総合診療専門医が新設されました。地方都市に行くと医師不足とくに超高齢者社会に対応できる総合診療医不足が深刻です。しかし初期研修医から総合診療の専攻医を希望する医師は少なく今後はもっと注目される科に発展してほしいと願っております。
 総合系の学会は日本プライマリケア連合学会をはじめ、日本病院総合診療医学会、日本家庭医療学会、日本内科学会、日本老年医学会、日本救急医学会などがあり、どの学会も総合診療医育成に熱心に取り組まれています。私たち福岡徳洲会病院も今後この総合系学会を主体に若い先生方を育成し、各専門科を縦軸に総合診療系を横軸にマトリックス型組織を築いて行きます。総合診療の仕事は幅広く入院、外来、在宅医療、リハビリテーション、施設系診療、病診連携、多職種連携、グループ病院・クリニック連携、離島僻地医療など多種多様に渡ります。まだ総合診療専門研修プログラムは当院では出来立てですがマインドは徳洲会の医療を支える礎になることを願っています。総合系研修の上にさらに各科の専門医になるには時間を要しますが豊かな医師人生を歩む大きな糧になると信じています。

医師の働き方の多様性について

 もう一方では医師の働き方の多様性も尊重する仕事場でありたいと思います。ライフイベントに合わせて、女性医師の働き方、定年後の働き場の提供、開業される開業前臨床研修、専門科のキャリア変更、障害を抱えての仕事場の提供など、様々なニーズに応えやりがいのある仕事場を創造していくつもりです。院内・外、徳洲会グループ内・外も含めて福岡徳洲会病院を拠点として自由度高く民主的に運営していきます。
大型病院だけでなく中小病院・クリニック、介護施設まで、また急性期から慢性期まで、都会から離島僻地まで働き方は多種多様です。総合診療医として臨床研修を積みながら働きがいのある充実した人生を歩んでほしいと思います。

おわりに

 切磋琢磨して質の高い総合診療医を育成することは日本の喫緊の課題です。私たちも遅ればせながら日夜修練を積みながら一歩一歩前へ歩んでいきますので当院の総合診療科をどうかよろしくお願い致します。

 最後に若い先生方のための専門医研修プログラムを紹介しておきます。

担当医の紹介

貞島 博通
  • 総長
  • 貞島 博通(サダシマ ヒロミチ)
役職 総長
資格・専門医 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
日本認知症学会専門医・指導医
日本神経学会神経内科専門医
日本プライマリ・ケア連合学会認定医・指導医
日本専門医機構 総合診療専門研修特任指導医
出身大学 熊本大学卒
  • 総合診療科部長
  • 飯田 信也(イイダ シンヤ)
役職 総合診療科部長
資格・専門医 日本プライマリ・ケア連合学会認定医・指導医
日本専門医機構 総合診療専門研修特任指導医
日本糖尿病協会登録医
出身大学 北海道大学卒
  • 総合診療科部長
  • 坂元 孝光(サカモト タカミツ)
役職 総合診療科部長
資格・専門医 日本救急医学会救急科専門医
日本プライマリ・ケア連合学会認定医・指導医
社会医学系専門医協会専門医
出身大学 弘前大学卒