ごあいさつ
福岡徳洲会病院 看護部長
瀬上 希代子
福岡徳洲会病院は、昭和54年開院依頼、救急を中心とした急性期病院として、地域に密着した医療を展開しています。「生命だけは平等だ」の理念と哲学のもと、看護部は「信頼される看護」の提供に努めています。
そのために、私たち看護師・助産師は、プロフェッショナルとしての責務を果たすべく学習し続けなければなりません。「知行合一」という言葉があります。「知って、行ってこそ、本当の知恵、真知である。」という意味です。看護に知識を身につけ、実践することで初めて知識を完成させることができます。
福岡徳洲会病院には、その両方の環境が整っています。福岡徳洲会病院で、看護師・助産師としての第一歩を一緒にはじめませんか。
看護体制
看護体制 |
7:1看護
病棟 二交替制、チームナーシング・継続受け持ち固定チームナーシング
外来 三交替制
|
看護職員数 |
708名 |
宿舎完備 |
1K(バス・トイレ・冷暖房付き)病院から5分、院内保育所あり(365日・24時間保育、病児保育あり) |
病床数 |
一般病棟 602床 |
診療科 |
内科、神経内科、呼吸器内科、消化器内科、腎臓内科、肝臓内科、循環器内科、精神科、小児科、外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、脳卒中内科、脳卒中外科、心臓血管外科、皮膚科、泌尿器科、こう門外科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、消化器外科、救急科、病理診断科、呼吸器外科、放射線診断科、放射線治療科、歯科、矯正歯科、小児歯科、歯科口腔外科(37診療科) |
看護師には、外来や入院の他にも、救急救命、訪問看護、通所リハビリなど、様々な分野での幅広い知識と技術が必要とされます。当院では「患者様の立場を考え、その人のための看護」をモットーに、心のこもったあたたかな看護をい目指します。日々進歩する医療に遅れることなく、豊富な症例の積み重ねと教育プログラムにより高い看護技術と知識を身につけていきます。看護部門は礼儀正しくチームワークのとれた明るい活気あふれる職場です。
病院のようす
あなたの夢と可能性を大きく育ててください。
高度な医療技術を提供する診療部門
総合病院として各科に専門医と優秀な看護スタッフを配置し、患者様に信頼させる医療を提供します。
真心をこめた看護を提供する病棟
快適な環境の中で、心の通う看護を提供します。
最新の設備を備えた検査部門
ICU・ER・透析・リハビリテーション・CT・MRなど、最新の医療機器設備を導入するとともに、あらゆる角度から病気を検討し、高度医療を目指します。
部署紹介
マークをクリックすると部署案内を見ることができます
離島・僻地医療
宮古島で働いた1ヵ月で島の病院が持つ「離島の中で治療でできる強み、他院へ治療を委ねる弱さ」を感じることができました。
島の中で、「人々に平等な医療が提供させていない」現状を知りました。患者様の不安を身近に感じ、看護できるように活かしていきたいです。
TMAT(徳洲会医療救助隊)
徳洲会グループでは医師、看護師、薬剤師など様々な職種の職員を被災地へ派遣し医療支援活動を行っています。
災害支援ナース
九州北部豪雨災害支援ナース
平成29年7月27日~29日まで、福岡県看護協会災害支援ナースとして九州北部豪雨で被災した朝倉 市杷木エリア、東峰村に第7陣として派遣され活動しました。7時10名は5班に分かれ、杷木エリア3ヶ 所、東峰村2ヶ所の避難所で支援活動を行いました。私達、班2名は東峰村喜楽来館の避難所で活動し てきました。
派遣当日に県看護協会に集合し、必要物品の準備、積み込みを行い被災地に向けて出発しました。避 難所到着後、前陣より引き継ぎをもらい、関係職員の方、被災者の方へ挨拶を行い、活動を開始しま した。
喜楽来館は指定避難所ではなく、自主避難所であり行政の介入も少ない避難所でした。 前陣から衛生管理が不足しているとの情報を受け、そこを踏まえ、CDCアセスメント、ラピッドニー ズアセスメントを実施しました。施設の外回りチェック、物資の調達状況を確認した上で、問題点を 抽出し看護計画を立案しました。
避難所には御夫妻2人、御家族6人(大人3名、子供3名)計8名の被災者の方が避難されていまし た。被災者の方は自立しており、被災者に対する介入は少ない状況でしたが、喘息をもつお子様の聴 診、検温などを実施しました。
また、調理ボランティアの方の病状相談に応じたり、被災者の健康管理や食堂、調理場、トイレの 衛生管理を行ったりしました。衛生管理においては、前陣の活動もあり徐々に改善傾向にあり、また 看護協会の活動が7月31日まででしたので、活動終息に向けて指導を行いました。
被災から3週目に入っており、被災した子供達は被災当日からの避難生活に退屈さがあり、親御さん の負担軽減にも考慮しつつ、私達災害支援ナースが、遊びを通し子供達の精神状態の確認に努めまし た。
今後も災害支援ナースとして、被災された方々の健康維持に向け適切な医療、看護が提供できるよ う、日々研鑽していきたいと思います。
ICU 川添陽介