特徴・特色
2021年は1142例の入院患者を担当しました。
当院の常勤内科系診療科は内科、循環器内科、消化器内科、心療内科・内分泌内科・糖尿病内科、腎臓内科、呼吸器内科となっています。内科は他の内科系診療科が担当しない全ての疾患を担当し総合内科的にこの20数年機能してきました。
担当する疾患群の内訳として呼吸器、腎、感染症で約7割を占めます。これは肺炎、尿路感染症の頻度が高い事、COVID-19をはじめとして感染症を主に内科が担当している事がその理由になります。
我々に求められるのは幅広い疾患や未知なもの(まだ診断されてない疾患や各診療科が得意としない領域の疾患)をマネージメントする事にあります。
患者さんが有する疾患は1つと限りません。また医学的な問題の解決だけでは上手くいかない事は多々あります。
同時に複数の疾患を有し、社会的な問題を有する患者さんにも対応するのが当院の内科のもう1つの専門性になります。
印象に残る症例
- 再発性多発軟骨炎
- 銅欠乏性貧血
- 化膿性肩関節炎
- 破傷風
- レプトスピラ症
- 肝肺症候群
- 巨細胞性動脈炎
- 防水スプレーによる肺炎
- トキシックショック症候群
- 結核性髄膜炎
- 後天性血友病
- lupus anticoagulant-hypothromninemia syndrome