福岡徳洲会病院

診療科・部門案内

診療科・部門案内

救急科

福岡徳洲会病院 救急総合診療部(ER)の魅力

1.北米型ERシステム 

・症例数

救急搬入件数は年間10,000件程度であり、全国でトップクラスの搬入件数です。
当院ERの専攻医およびスタッフは、ほぼすべての救急搬入患者・walk in患者のトリアージおよび初療に関わります。
ほぼすべての救急要請を受け入れており、救急要請の応需率は約99%です。

救急搬入患者年別推移

( )内は1日平均患者数

・各科のバックアップ体制

当院ERは平成5年度から北米型ERシステムを導入しており、各科のバックアップ体制が確立されています。24時間のコンサルトが可能です。

夜間当直医師

  • 内科
  • 外科
  • 小児科
  • 循環器内科
  • 脳神経外科
  • 産婦人科
  • 心臓血管外科

夜間オンコール医師

  • 整形外科
  • 形成外科
  • 消化器内科
  • 麻酔科
  • 泌尿器科
  • 眼科
  • 放射線科
  • 透析

独自のトリアージシステム

・ER専属ナース、トリアージナース

ERの看護師は救急外来専属です。
症例数が多いため、幅広い知識と経験が培われます。
過去に多数の救急認定看護師を輩出しており、現在も2名が在籍しています。

早くからトリアージナースを設置しており、その質は高く保たれています。2012年からはJTASに基づいたトリアージシステムを導入しています。

・ER薬剤師

平成24年度より、ER薬剤師が配属されました。救急搬入患者の常用薬の検薬・入力だけでなく、急性薬物中毒症例搬入時の治療法についてのディスカッションなどを行っています。救急医学会やチームカンファレンスにも参加し、救急医療の質の改善に寄与しています。

・ER専属の医療事務補助係

2012年4月より事務員が配属されました。救急隊からの申し送りを聞く作業や、病名入力や書類の代筆などを行っています。今後も、業務の拡大を予定しています。

・病院救急救命士

令和3年4月より、病院救急救命士が配属されました。
心肺停止症例に対する静脈路確保、気管挿管、エピネフリン投与、ショック症例に対する静脈路確保、低血糖に対するブドウ糖投与などの救急救命処置をERで積極的に行う体制を作っています。

当院の救急調整室では、院内救急救命士を3年間で教育する教育課程を組んでいます。
1年に3か月間の静脈路確保研修、院内での気管挿管研修、毎月の看護手順勉強会などを実施しており、完成された病院救急救命士を育成する機関になる事を目指しています。

院内救急救命士の所属部署は、「救急調整室」として独立しています。
また院内メディカルコントロール委員会を発足し、ERでの救急救命処置に関して質の管理を行っています。
救急隊からの申し送りを受ける業務、外来患者のトリアージ業務ICLSでの指導なども行っており、消防で働きたい救命士がトレーニングを積む職場としても最適です。
今後はDMAT隊員やTMAT隊員も育成していく予定です。

2.新病院に広大なERオープン(2014年9月~)

占有面積:約1250㎡(約43m×29m)

  • 救急搬入 11個(精神科患者用防音室 1個)
  • 新興感染症用搬入 1個(除染スペース 2箇所)
  • 観察室 7床
  • 救急ケア病床 4床
  • 外来診察室 6部屋
  • 128列CT 64列CT
  • ヘリポート

初療室(重症患者用)

初療室

観察室

ヘリポート

3.ER医師の勤務体系

ER医師の勤務はシフト制です。夜は準夜と深夜を連続して行うシフトが中心ですが、事情に合わせて準夜のみのシフトなどを作成しております。
なお深夜勤務の翌日は完全Offとなります。
日勤8:00~17:00
準夜17:00~24:00
深夜24:00~8:00

希望に応じて日勤のみの勤務など、フレキシブルに対応しています。
基本的にシフト制ですので、出産後の女性も働きやすい環境です。
2020年、2021年、2022年と3年連続で別々の男性医師が育休を取得しています。
集中治療医も随時募集していますので、ERとICUの両方で働くことが可能です。

4.他科専門医からのGeneralist養成プログラム

当院ERでは他科で専門医として働いていた医師をER医師として多く受け入れてきました。
過去に、内科医・外科医・小児科医・循環器科医・脳外科医・整形外科医・麻酔科医などの専門医がER医師として働いた実績があります。
9つの横断分野、13の専門分野ごとに5つずつの基本的技術を設定し、苦手分野を克服していくことを目指します。
開業を目指す方、SpecialistからGeneralistへ方針を変更したい方、入院管理から外来診療に軸足を移したい方シフト制の生活に移行したい方を歓迎いたします。

専攻医に限らず、スタッフ医師に関しても院内研修の希望があれば柔軟に対応しています。 研修期間はマンパワーとのバランスを取って相談しますが、過去には数週間~1年単位で実施してきました。

過去の研修先:脳外科、形成外科、麻酔科、消化器内科、ICU、腹部エコー室、心エコー室、IVR

例:

4月5月6月7月8月9月10月
ERERERER
(夏休み)
腹部エコー腹部エコーER/ICU

また技術維持のために、週1回程度であれば院内他科での手技継続の要望に応じます。
例①:消化器内科研修後に週1日の消化管内視鏡検査
例②:麻酔科研修後に週1日の手術麻酔

勤務の例:

日勤当直
17時~
当直明け
~AM8時
休み手術麻酔日勤休み

5.専攻医(後期研修)プログラム

当院は救急科専攻医プログラムの基幹病院です。
3年で救急科専門医を取得可能です。

基本的には自由な専攻医プログラムを自分で作ることができます。
基本は3年間のプログラムですが、1年から研修が可能となります。
ER型救急医の養成が主体ですが、他院の救命救急センターで重症患者管理に特化した研修を行うことが可能です。また当院ICUでも集中治療研修が可能です。

研修プログラムの組み方により、救急科専門医と麻酔科標榜医をほぼ同時に取得することが可能です。
また当プログラム修了後に消化器内視鏡学会専門医を取得できるように協力します。(消化器内視鏡学会に5年以上所属する必要があります)

連携基幹施設:久留米大学高度救命救急センター、岸和田徳洲会病院救命救急センター、産業医科大学病院救急部
離島関連施設:徳之島徳洲会病院、名瀬徳洲会病院(奄美大島)

専攻医プログラムの例

完成されたER医を目指すA医師

専攻医1年目専攻医2年目専攻医3年目
・ER
・整形外科
・眼科
・他院救命救急センター・ER
・小児科
・耳鼻科

将来は開業を目指す、家庭医思考のB医師

専攻医1年目専攻医2年目専攻医3年目
・ER
・離島研修
・総合内科
・当院ER/ICU
・整形外科 
・消化器内科 
・ER当直

救急科専門医取得後に、消化器内視鏡専門医取得を目指すC医師

専攻医1年目専攻医2年目専攻医3年目
・ER・ER
・消化器内科
・消化器内科 
・ER当直

救急科専門医と麻酔科標榜医、ほぼ同時に両方の取得を目指すD医師

専攻医1年目専攻医2年目専攻医3年目
・ER
・離島研修
・麻酔科・ER
・麻酔科(週1日)

6.救急ケア病床(ECU)オープン(2020年7月~)

2020年7月より、ERの隣に4床の救急ケア病床(ECU: Emergency Care Unit)を開設しました。
入院科が決まらない場合には、救急科主治医で経過観察目的の一泊入院が可能です。
翌日午前中には、退院/転科/転院などの調整を行っております。
入院に関わる書類作成は、医療事務補助係が全面的にバックアップしています。
転院する際はMSW(ソーシャルワーカー)が転院調整を支援してくれます。

7.プレホスピタル

2015年4月より、ERに救急隊ワークステーションが設置されました。
春日大野城那珂川消防の救急隊がERに待機し、重症の救急要請があった場合には救急医が同乗して現場に向かいます。

8.集中治療センター(ICU、HCU)20床

4名の集中治療医が常駐し、集中治療管理を行っています。
集中治療医はER診療にも携わる事ができます。

集中治療センターページはこちら

9.災害医療活動

当院は地域災害拠点病院であり、2021年1月時点で、医師5名、看護師5名、業務調整員3名のDMAT隊員を保有しています。またNGO「TMAT」の隊員も29名を保有しています。

災害医療支援のページはこちら

TMAT

DMAT

10.院外活動

以下、希望があれば院外の活動に積極的に参加いただけます。

  • ICLSコースのインストラクター
  • 近隣の中学校でのBLS講習
  • 地域の防災訓練に参加
  • 医療講演への参加
  • メディカルラリーへの参加

11.離島医療

徳洲会グループは救急医療・災害医療の他に、僻地・離島医療に力を入れています。

専攻医プログラムのうち3か月は離島医療に携わることができます。
強制的に離島に派遣される事はありませんが、離島は総合医としての実力を試される場所であり、派遣された医師は充実した生活を送っています。
島民の方々も医療スタッフを快く迎え入れてくださり、短期で応援に行く医療スタッフの多くが癒されて帰ってきています。

12.教育・研究をライフワークにできる

日々の臨床の場だけでなく、様々な教育活動に参加することができます。

  • 初期研修医勉強会(初期研修医対象、週1回)

30名ほどの研修医を対象に積極的にカンファレンスを行っています。
その内容は骨折の整復からグラム染色の見方まで多岐にわたります。

カンファレンス

屋根瓦方式の教育体制

医師によるグラム染色、好酸菌染色

  • ERスタッフ オンラインカンファレンス(ER医師対象、週1回)

症例の共有、テーマに沿った勉強会などを行っております。
シフト制のためZoomを使用したオンラインカンファレンスとしています。
またカンファレンス以外にもSlackというアプリを使用して随時、情報交換を行っています。



  • EM Allianceの参加

当院ERはER型救急医のネットワークであるEM Allianceの参加施設として活動しています。

https://www.emalliance.org/


  • 自画自賛(J&J)カンファレンスの開催

  • アメリカER研修

福岡ERでの勤務に合うのはこんなかたです。

  • 救急医療が好きな人
  • 開業前に救急を復習したい人
  • いろんな科の研修をしてみたい人
  • 集中治療の経験を活かしたい人
  • 災害医療活動に携わりたい人
  • 僻地離島医療に関わりたい人
  • 救急専門医、集中治療専門医をとりたい人
  • ベッドフリーのメリハリの効いた生活を送りたい人
  • 子育てをしながら働きたい人(日勤のみの勤務可能)

私設ブログ
http://ameblo.jp/fukuoka-er/

13.お申込み・お問い合わせ

募集についての
ご質問・お問合せ方法
電話・メール・フォームで受け付けております。
お問い合わせ先医療法人徳洲会 福岡徳洲会病院 事務長 荒牧
〒816-0864 福岡県春日市須玖北4丁目5番地
電話 092-573-6622(代)
FAX 092-573-1733(代)

送信後2、3日たっても返信がない場合は、電話でご連絡下さい。

救急科スタッフ医師としての勤務に興味のある方はこちらのフォームから




救急科専攻医としての勤務に興味のある方はこちらのフォームから


14.担当医の紹介

鈴木 裕之
  • 救急センター長、救急科部長
    救急調整室責任医師
  • 鈴木 裕之(スズキ ヒロユキ)
役職 救急センター長、救急科部長
救急調整室責任医師
資格・専門医 日本救急医学会専門医
麻酔科標榜医
救急IVR担当医
統括DMAT、福岡県災害医療コーディネーター、TMATコアメンバー、BHELPインストラクター
地域メディカルコントロール協議会委員
ICLSディレクター
PALS、JATEC、JPTEC、ALSO、MCLS provider
EM Alliance文献班
災害対策委員会委員長、院内メディカルコントロール委員会委員長、臨床研修管理委員会副委員長
出身大学 弘前大学卒
永田 寿礼
  • 救急科部長
  • 永田 寿礼(ナガタ トシノリ)
役職 救急科部長
資格・専門医 日本救急医学会専門医
日本外科学会認定医
救急科専攻医プログラム責任者
出身大学 自治医科大学卒
役職 集中治療センター センター長
資格・専門医 日本救急医学会専門医
日本集中治療医学会専門医
Infection Control Doctor
日本DMAT隊員
医学博士
出身大学 熊本大学卒
  • 医員
  • 宮井 仁毅(ミヤイ ヒトキ)
役職 医員
資格・専門医 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
日本内科学会認定医制度研修医指導医
日本糖尿病学会専門医
日本消化器病学会専門医
出身大学 産業医科大学卒
  • 集中治療センター医員
  • 牧 誉将(マキ タカユキ)
役職 集中治療センター医員
資格・専門医 日本内科学会認定内科医
日本救急医学会救急科専門医
出身大学 熊本大学卒
  • 医員
  • 大方 雄司(オオカタ ユウジ)
役職 医員
出身大学 大分大学卒

15.準スタッフの紹介

  • 川原加苗(鹿児島市立病院救急科、救急科専門医)
  • 太田敦子(福岡大学筑紫病院、外科、病理部)
  • 木原孝治(木原内科クリニック院長、総合内科専門医)
  • 秋山和之(ひまわり病院副院長)
  • 永田武士(たちばなクリニック下山門院長、循環器内科専門医、救急科専門医)
  • 薬師寺泰匡(薬師寺慈恵病院院長、救急科専門医)