福岡徳洲会病院
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診療科・部門案内

診療科・部門案内

リハビリテーション室

リハビリテーション科について

リハビリテーション科の理念

  • 学び続け成長し続けるリハビリテーション
  • 患者さまの回復と地域医療に貢献するリハビリテーション

リハビリテーション科の行動指針

  1. 患者さま中心のリハビリテーション
    患者さまの早期離床と機能回復を目指し急性期医療から在宅生活まで貢献します。
  2. チーム医療の実践
    多職種と連携しチームで最善の医療を提供します。
  3. 学び続ける専門職
    知識と技術の研鑽を続け、臨床から得た知見を研究・学会発表を通じて発信し専門職としての質を高めます。
  4. 人材育成と組織成長
    互いに学び合い若手の成長を支える文化を育てます。
  5. 地域貢献と離島・僻地の医療支援
    地域での医療講演や院外活動を通じて人と地域に寄り添い、離島・僻地への医療支援にも取り組みます。

当院は発症・受傷直後の不安定な状態にある患者様に対し、治療・全身管理と並行して早期からリハビリテーション
を開始し、機能回復や合併症予防を行っていきます。超急性期における適切なリハビリテーションはその後の回復期、在宅生活への大切な第一歩であり、私たちは「命を守り、生活を支える」リハビリテーションの実践に努めています。
また、在宅生活を目指したリハビリテーション病棟や予防・維持を含めた生活期に至るまで地域に密着したリハビリテーションを提供しています。

診療時間

外来 月曜日~土曜日(祝日を除く)9:00~12:00

施設基準

  • 心大血管リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 脳血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • がんリハビリテーション料(Ⅰ)
  • 廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)

スタッフ紹介

室長からのメッセージ

当院は年間救急搬入件数が10,000件を超える日本でも有数の急性期病院です。リハビリテーションの対象者も主に急性期の患者さんが対象になります。その中で脳神経外科、内科、外科、整形・形成外科、循環器内科・心臓血管外科、リハビリテーション科と診療科別にチーム編成を行い、より効率的に早期介入が出来るように取り組んでいます。また、病院以外にも在宅チームも編成し、急性期から在宅まで一貫した支援を行っています。

こんな科です

「学び続け成長し続けるリハビリテーション」「患者さんの回復と地域医療に貢献するリハビリテーション」を当科の理念とし、自分の目指すセラピスト像を求めて仕事ができるような環境作りに努めています。若いスタッフが多いということもあり活気にあふれています。皆、勉強熱心で仲間意識が強く、人間関係で悩まない、というのも当科の自慢の1つです。

スタッフ

スタッフ数

  • リハビリテーション科 医師2名
  • 理学療法士 63名
  • 作業療法士 34名
  • 言語聴覚士 25名
  • リハビリ助手 2名

経験年数

PTOTST合計
1~5年目28181157
5~10年目82717
10年目以降2714748

男女比

女性66名 男性56名

サブライセンスについて

学位

博士:1名
修士:1名

国家資格

介護福祉士:2名
社会福祉士:1名
柔道整復師:1名

専門療法士

理学療法:2名

認定療法士

【理学療法】
呼吸:4名 脳卒中:3名 運動器:4名
介護予防:1名 地域理学療法:1名
循環器:1名 脊髄障害:1名

【作業療法】
認定作業療法士:1名

【言語聴覚】
失語・高次脳機能障害領域:2名
摂食嚥下:1名

資格

3学会認定呼吸療法士19
心臓リハビリテーション指導士3
糖尿病療養指導士2
認知症ケア専門士2
集中治療理学療法士2
心不全療養指導士4
急性期ケア専門士2
終末期ケア専門士3
フットケア指導士1
ケアマネジャー7
住環境福祉コーディネーター2級18
住環境福祉コーディネーター3級4
中級障害者スポーツ指導員3
障害者スポーツトレーナー1
心電図検定2級2
心電図検定3級1
シューフィッター1
福祉用具プランナー1
SJF基礎コース修了1
ボバースベーシックコース1
ボバースアドバンスコース1
認知症ライフサポーター2級2
ヘルパー2級1
食生活アドバイザー1

職種紹介

理学療法士 (Physical Therapy:PT)

運動療法を通じて、「立つ」、「歩く」などの身体機能や基本動作の回復を支援する専門職です。
当院では急性期より早期リハビリテーションに介入し、全身状態に配慮した安全なリハビリテーションを実施しています。

作業療法 (Occupational Therapy:OT)

食事や着替えなどの身近な動作の練習を通して、「できること」を少しずつ増やしていきます。
患者さま一人ひとりの生活スタイルや目標に合わせ、「その人らしい生活」を取り戻すことを大切にしています。

言語聴覚(Speech-language-hearing-Therapy:ST)

「話す・聞く・理解する」「食べる・飲み込む」といった機能の回復を支援します。
患者さまの状態に合わせて無理のない形で練習を重ね、安心して日常生活を送れるようにサポートします。

チーム体制

当院では、急性期医療の特性に対応するため、診療科や対象疾患によって院内7つの専門チームを編成し、リハビリテーションを提供しています。脳血管疾患、整形外科疾患、呼吸器・循環器疾患など、それぞれの病態や治療経過に応じた専門的な関りが求められるため、各分野に特化したスタッフが中心となり、質の高いリハビリテーションの実施しています。また、訪問リハビリや通所リハビリなど在宅部門では、住み慣れたご自宅や地域でその人らしい生活を続けられるように支援しています。
専門性とチームワークを活かし、急性期からその先の回復・生活期までを見据えた、切れ目ないリハビリテーションの提供に努めています。

院内脳・脊髄チーム
脳卒中・脳外傷
脳腫瘍・脳症脳炎
脊髄・脊椎疾患etc
整形・形成チーム
骨折・腱断裂
熱傷・外傷
末梢神経損傷etc
心リハチーム
心不全・心筋梗塞
大血管疾患
開心術後etc
内科チーム
代謝内分泌系疾患
呼吸器・心療内科
神経内科etc
外科チーム
消化器疾患・外傷
外科系疾患や術後
癌治療etc
ICUチーム
超急性期リハ
術後早期介入や
術後管理と併用
リハビリ科チーム
在宅復帰病棟
回復期リハ
リハビリ中心
在宅通所リハビリ

要介護者リハビリ
介護保険サービス
訪問リハビリ
医療・介護保険
在宅リハビリ

脳・脊椎チーム

脳卒中、頭部外傷、脊椎疾患に対し、状態に応じた評価を行い、早期からリハビリテーションを実施します。
運動機能や高次脳機能、言語機能の回復を支援し、基本動作や日常生活動作の改善を通じて社会復帰を目指します。

整形・形成チーム

骨折や関節疾患の患者様に対し、手術後から退院後の外来まで一貫したリハビリテーションを行います。
専門的なセラピストが、関節の動きや筋力の改善、疼痛の軽減を図り、日常生活動作の再獲得を支援します。

心リハチーム

心疾患の患者さまに対し、安全管理のもとで運動療法や生活指導を行います。
体力の向上と再発予防を目的に、生活の質の改善を支援します。

外科チーム

外科疾患の手術前後の患者さまに対し、できるだけ早く起きて動くことで合併症予防や早期回復を目指します。がん患者さまはより専門的なリハビリテーションを行い、社会復帰に向けて支援します。

内科チーム

廃用症候群や慢性疾患を有する患者さまに対し、体力・活動性の維持・向上を目指したリハビリテーションを行います。全身状態に配慮しながら安全な日常生活を支援します。

ICUチーム

重症患者さまに対し、全身状態に配慮しながら早期リハビリテーションを行います。
廃用予防と機能回復を目的に、回復への土台づくりを支援します。

リハビリ科チーム

在宅復帰を目標とする患者さまに対し、生活を見据えたリハビリテーションを行います。
多職種と連携し、日常生活動作の向上と退院後の生活支援を行います。

通所リハビリ

ご自宅から通いながら、心身機能の維持・向上を目的としたリハビリテーションを提供します。
活動性の向上や社会参加の継続を支援します。

訪問リハビリ

ご自宅に訪問し、生活環境に合わせたリハビリテーションを行います。日常生活動作の改善や介助方法の提案を通じて、在宅生活の継続を支援します。

リハビリテーション室紹介

治療機器

IVES 随意運動介助型電気刺激

筋肉が出すわずかな信号ををキャッチし、タイミングに合わせて電気刺激を加えることで動きを引き出します。

Zebris

足圧(足の裏の力のかかり方)や重心の動きを詳細に測定し、歩行や姿勢を数値や画像で分かりやすく表示します。

超音波治療機器

身体の内部に細かな振動が伝わり、筋肉や関節の奥まで刺激を届けることで、血流促進や機能回復を助ける効果があります。

干渉電流型低周波治療器

異なる周波数の電流を体内で交差させることで「干渉電流」を発生させ、皮膚への刺激を抑えながら体の深い部分まで電気を届けることができます。

HUR 空圧式筋力トレーニングマシーン

空気の圧力によって負荷をかけるため、なめらかな動きで関節や筋肉への負担を調整することができます。

その他の活動(HAL・自動車運転再開支援)

HAL®

HAL®は体を動かすときに脳から筋肉へ神経を通って送られてくる電気信号を読み取り、それに応じて 筋肉を補助し、歩行や立ち座り、肘や腕といった手の動きをアシストするロボットです。当院ではロボットスーツHAL®と単関節HAL®を導入しており、超急性期のベッドサイドリハビリから在宅期のリハビリまで活躍しています。

ロボットスーツHAL®によるリハビリテーションのご案内

当院では2026年2月より「ロボットスーツHAL® Hybrid As sistive Limb医療用下肢HAL」を導入しました。

医療保険での対象疾患(厚生労働省指定)について

医療用下肢HAL®による下肢機能訓練は、以下の10疾患において医療保険が適用されます。

  • 脊髄性筋萎縮症(SAM)
  • 球精髄性筋萎縮症(SBMA/ケネディ病)
  • 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
  • シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)
  • 遠位性ミオパチー
  • 封入体筋炎(sIBM)
  • 先天性ミオパチー
  • 筋ジストロフィー
  • HTLV-1関連脊髄症(HAM)
  • 遺伝性痙性対麻痺

適応サイズについて(Mサイズ)

当院で導入しているHAL®は、成人標準体型に対応する「Mサイズ」を使用しています。
以下の身体条件に該当する方が対象となります
身長:160~175㎝
体重:40~100kg
靴のサイズ:23㎝、25㎝、27㎝

HAL®開始までの手順

HAL®によるリハビリ開始までの流れは以下の通りです。

<適応の確認>

対象疾患に該当しているか、体格条件に適応しているか

< Step1 リハビリ科医師の受診予約>

かかりつけの医師にご相談いただき、紹介状をご用意ください
その後、当院リハビリテーション科の診察予約をお取りください

< Step2 リハビリ科医師の受診予約 >

医師の診察にて、HAL®の適応の確認を行います。
適応がある場合、入院での訓練か外来での訓練か日程の調整を行います。

当院でのHAL®訓練の方法

<入院の場合>

3週間程度を目途に9回のHAL®訓練を行います。
入院期間は医師の判断と患者様のご都合を踏まえて決定いたします

<外来通院の場合>

週1~2回程度のHAL®訓練→9回終了した時点で効果判定→医師と継続の判断を行います。
外来訓練時間:月~金曜日 9時~12時
*土曜日は要相談となります

HAL® Q&A

Q.費用はどのくらいかかりますか。

A.お手持ちの医療証などを確認して決定となります。入院・外来で費用が変わります。

Q.期間はどのくらいですか。

A.入院治療なら3週間程度。外来なら9回の訓練を終了した時点で効果判定を行い、治療継続を判断します。

Q.福岡徳洲会病院がかかりつけではありませんが、HAL®訓練を受けることが出来ますか。

A.かかりつけ医からの紹介状があり、適応と判断されれば受けることが出来ます。

Q. 1回の訓練でどのくらい時間がかかりますか。

A. 1回1時間程度を予定しています

Q. HAL®をするときは痛いですか。

A.電気が流れるわけではありませんので、痛みはありません。疲労などに注意しながら訓練を行っていきます

Q. HAL®訓練中の服装はどんなものがいいですか。

A.体を締め付けないゆったりしたものがいいです。特に下肢は電極を貼りますので、ゆったりしたものがおすすめです。

ご不明な点がありましたら、お気軽に当院のリハビリテーション科までお問い合わせ下さい。

自動車運転再開支援活動

当院では脳血管疾患の方の運転再開支援活動を行なっています。評価は机上で行うテスト形式の神経心理学検査とドライブシュミレーターを使用して行います。
また、自動車学校とも連携しており、必要な方に対しては自動車学校での実車案内なども行っています。
神経心理学検査、ドライブシュミレーター、実車評価の結果を基に診断書を作成し、公安委員会での運転再開可否が判断される流れになっています。